前回の続きで、今回はPart 2のThe Industrial Organic Mealです。前回はこちら。
Part 2-10 Big Organic
もえさん:
いよいよPart 2に入りました。ところで質問ですが、オーガニックと聞くとどのようなイメージがしますか。多くの人は 「体に良い」や、「美味しい」などというと思います。ではこの本での例「Whole Foods」を参考にして考えてみましょう。 この本の作者、Michael PollanはWhole Foods で買い物をするのが楽しいと言っています。その訳はラベルです。もしかしたら気付くかも知れませんがオーガニックな物を売っている店 はラベルに色々な事が書いてあります。たとえば「オーストラリア産」や「free‐range‐chicken」です。次の章では今 挙げた例についてじっくり考えていきます。
渡辺:
私は毎日のようにWhole Foods(オーガニックの食品や健康的な食品を専門的に売っているスーパーマーケットです)で買い物をしているので、この章は特に興味を抱きました。もえさんのお母さんも、米国にいらしたときにはここでお買い物をされていたようです。
ここで話したのは117ページのBig Organicの意味です。オーガニックで有名なブランドの多くは、実はコカコーラなどの(健康的ではない食品を生産している)大企業が所有しているのです。米国で USDA Organicの認定を貰うための条件は119ページに書いてある通りです。オーガニック認定されているからといって、健康的な食品とは限りません。加工食品の場合は、化学肥料と化学殺虫剤を使っていない有機の材料を使っているというだけで、あまり健康に良いとは言えません。
Part 2-11 More Big Organic
もえさん:
先程書いた二つの例について話し合います。ではまず「オーストラリア産」について。
なぜかよく分からないのですがみんな~産と聞くとなんとなく「美味しい」と感じます。ところが作者がいうにはこれこそオー ガニック的ではないのです。なぜなら「地球を汚している」からです。よく考えてみるとたしかにそうです。その例はオースト ラリアからはるばるアメリカまでトラックや飛行機から運ばれてくる時のガソリンの量やお店までとどける間の冷房の代金です。
二番目の例Free Rangeは大嘘です。たしかにchickenがいる小屋のドアを開けているのは本当です。と ころがそれはchickenを小屋に慣らさせてからのことで開けた後は一匹も外に出ません。
この章のジレンマはオーガニックと普通にスーパーに売っている野菜の事で、やはりオーガニックの方が普通よりいいがあまり 変わらないということです。私もこれに賛成します。でももっと強く思うのが(もっといいオーガニックはないのか。)ということです。同 じことを思った作者はPolyface Farmという有名なオーガニック・ファームを訪ねることにしました。この章で学んだオーガ ニックと違うのか私は楽しみです。
渡辺:
私はWhole Foodsでオーガニックチキンを買うのですが、オーガニックチキンも実は、ぎゅうぎゅう詰めの環境で育てられている場合があるのです。牛も、オーガニックのコーンを食べている場合には、健康とは言えません。
もうひとつの問題は、遠い場所(例えば海外)から運ばれてくるオーガニック食品です。オーガニック野菜の良さのひとつは、土などの環境を損なわないことですが、遠くから運ぶためにはガソリンが必要です。せっかくオーガニックでも、環境には良くないということですね。
そこでPollanが訪ねることにしたのは、Beyond Organic(オーガニックを超えている)ことを自称するPolyface Farmです。
もえさんが利用したマインドマップ
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