Easy Readers (I Can Read Books）のレベルを卒業したら、章があるChapter Booksに移ります。Chapter Booksで最も簡単なレベルで、ネイティブの小学校１年生から２年生くらいが対象です。英語の難易度ではSSS式多読のレベル２に匹敵しますが、I Can Read Booksの3,４よりページが多くなり、やや内容に複雑さが加わります。ただし、小学生の精神的発達に合わせたものですから、年上のお子さんや大人には、物足りなく感じるかもしれません。
他のレベルと同様に、Amazon.comのサイトで中身のページをいくつか試し、ページ数を確認して選びましょう。
Ten True Animal Rescues
動物が人間を救った１０の実話。ひとつひとつが短いので読みやすい。ノンフィクションと動物好きにおすすめ。
A Catwings Tale
有名なSF作家アーシュラ K・ル=グィンによる児童書。空飛ぶ猫ちゃんたちが主人公。村上春樹が邦訳している。
シリーズもの
いったんキャラクターを覚えたら、状況もわかりやすく、知らない単語も少なくなります。沢山読む癖をつけたのであればシリーズがおすすめです。
In Aunt Lucy's Kitchen (Cobble Street Cousins 1)
両親がバレリーナで世界を旅している従姉妹３人がおばさんのルーシーの家で暮らしています。シリーズ最初のこの本では、３人は手作りクッキーの会社を作ります。とても可愛いイラストとキューとなストーリーで、女の子にはぴったりです。「こんな部屋が欲しいな」とかいろいろな楽しみ方ができます。 大人でもけっこう楽しめる本です。
A Little Shopping (Cobble Street Cousins 2)
上記の続きです。今回は、３人がおばさんのルーシーへのプレゼントを考えます。
The Storm (The Lighthouse Family)
これもRylantですが、イラストレーターが異なりますので印象も変わります。動物好きのRylantらしいとても素敵な本です。一人で灯台守をする猫パンドラのところに、嵐で水夫犬のシーボルトが遭難します。そしてそこにまた孤児のネズミが加わり、The Lighthouse Familyに。シリーズ第一巻です。イラストもとても素敵です。これは女の子だけでなく男の子にもおすすめです。
Arthurシリーズ
Arthurは、アメリカ人の子供なら誰でも知っている人気テレビ番組。アメリカの小学校での雰囲気やこの年代の悩みや友情、兄弟喧嘩などをユーモアたっぷりに描いていて楽しめる。
Magic Tree House
本がぎっしり詰まった魔法のツリーハウスを見つけた兄妹ジャックとアニー。そこにある本を読むと、どんなところにでも行ってしまえます。私が子供のころに大好きだった空想の世界をそのまま物語にしたようなシリーズです。第一回は恐竜の時代へのトリップ。
Boxed Set, Books 1-4
お得な４巻セットです。でかける世界は、恐竜の世界、騎士が登場する中世、ミイラがあるエジプト、海賊が活躍するカリブ海。
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