対象:ヤングアダルト(中学生以上)
ジャンル:ファンタジー/冒険
書評 by Moeさん
パラレルワールドを舞台にしている。この世界では、第一次世界大戦が起ころうとしている。世界大戦のきっかけとなったフランツ・フェルディナント大公暗殺事件が起こったとき、彼の息子Alekはオーストリアから逃げることになる。一方、イギリスでは一人の少女、Derynが軍に入ろうとして少年のふりをしている。二人はあるきっかけであい、Leviathanという名の船に乗り、戦争を止めようとする。
アクションシーンに絶えず、はらはらドキドキしながら読むことが出来ます。しかし、それだけではなく、AlekとDerynの友情関係も本格的で魅力的です。
また、登場人物が個性的で面白く、Scott Westerfeldの人物の描き方に思わず感心してしまいました。さらに、読めば読むほど面白くなっていくので、二、三巻まで続けて読んでしまいます。
また、ドイツ側は、機械で戦い、イギリス側は生き物を使って戦うので、今まで知っていた戦争とは少し違う面白さがあります。
渡辺のメモ
「洋書ファンクラブ」でこの三部作について書いていますので、そちらもご参照ください。
コメント
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