英語の難易度ではSSS式多読のレベル1に匹敵します。
私は、英語学習者用に使われるリーディングシリーズは本としてあまり好きではないので、大人が読んでも味わいがある文学的な本をご紹介したいと思います。このレベルになると、文章が詩的で、登場人物(動物)の性格にも深みが出てきます。
初めて読んだときから意味がすっとわかるようになり、面白さが分かるようになったら次のレベルに進みます。
I Can Read Book 2 (Amazon.com)このレベルの中では読みやすいほうです。本読書プログラムのひかるさんが書評を書いておられますので、そちらをどうぞ
Henry and Mudge
The First Book
少年Henryと大型犬Mudgeの初めての出会いのエピソードです。
ヘンリーとマッジがなぜ出会ったのか、そしてお互いにとってどんなに大切な存在になったのか、胸が熱くなる場面があります。犬が好きな人におすすめです。
...and The Sneaky Crackers(48ページ)
HenryとMudgeがスパイごっこをする冒険もの。簡単ですが、少年心理が分かって面白いですよ。
FrogとToadのほんわかした友情は、大人の心も和ませてくれます。読むにつれて、それぞれの性格もわかってきます。
Frog and Toad Are Friends
3冊ぶんパッケージになったセット
Owl at Home
The Frog and Toadと同じ作者のArnold Lobelです。Owlの言動のおかしさは詩的といってもいいくらい。大人を含めて多くの人に愛されている本です
Lobelの作品がお気に召した方は、次のいくつかの作品もどうぞ
Uncle Elephant
Mouse Tales
Mouse Soup
ここからは、ちょっと難し目です
Amelia Bedelia
これは英語の表現をそのまま真に受けて、とんでもない失敗をしてしまうメイドのAmeliaの話です。その間違いがわかると爆笑なのですが、Book2のレベルとしては「え、どこがおかしいの?」と混乱するかもしれません。日本語圏で生まれ育った人にとっては、次の3や4より難しいかもしれません。
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