レベル: I Can Read Book 2
書評 by ひかるさん
この本にはHenry、Mudge、そしてHenryのお父さんが出て来ます。
夏休みに3人で海に出かけました。Mudgeにとっては初めてのBeachで、とても興味があり、最初は飛び込んでみましたが、波が怖くて砂浜を歩くだけになってしまいました。一方、HenryとHenryのお父さんは砂のお城を作っていました。
一番上にロブスターの人形を乗せました。
そのとき、大きな波にそのロブスターがさらわれてしまいました。
それに気がついたMudgeは勇気を振り絞り、海にロブスターを取りに行ったのです。
ご褒美にSno-conesをお父さんに買ってもらい3人で食べました。
Sno-conesというのはソフトクリームのコーンにかき氷を乗っけたような形です。
実際に食べてみたいです。
私はこのMudgeの行動でHenryのお父さんはMudgeの事をますます好きになったと思います。
最後にSno-Conesをもう一度、食べる事はお母さんとお父さんの大きな違いだと思います。それはお父さんが子どもの食べたいものを買ってあげるのは、楽しさを大事にするからで、お母さんは子どもの身体の事をよく考えているからの事なんじゃないかなと思います。
渡辺のメモ今バケーションでナンタケット島に来ているのですが、ここのビーチではHenry、Heneryのお父さん、そしてMudge、といった組み合わせの家族を沢山見かけます。アメリカの犬たちは躾をしっかりされているので(自分でできない人は「学校」行かせます)、犬たちがとても行儀が良くて、人に向かって吠えたり追いかけたりすることは滅多にありません。大型犬でも、Mudgeのようにフレンドリーで、遊びが大好きな犬が沢山。
たいていの犬は海が好きなのですが、たまにはMudgeのように波が怖くて海に入れない犬も。お父さんが子供に甘いのは、全世界共通かもしれませんね。家族一緒の楽しい雰囲気がたっぷり出ていますし、夏にはぴったりの本です。
コメント
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