by 洋書ファンクラブJr.
読書プログラム参加者ひかるさん(投稿小6)
洋書ファンクラブJr.読書レベル I Can Read Book2
この本には、メイドのAmelia、AmeliaをやとったRogers夫妻が出て来ます。
このお話は、AmeliaがRogers夫妻の出かけている間にListの意味を勘違いしてしまいます。この勘違いする単語は1つで2つ以上意味のある単語です。
例えば、Draw the drapes when the sun comes in.では、本当はカーテンをひくのにカーテンの絵を描いてしまいました。
日本語とは違った難しさがあると思います。
私の気に入っているところは、Rogers夫妻が帰って来て、dressed the chickenを見た時のMrs.Rogersの反応です。
Ameliaのパイがあまりにも美味しかったので、Ameliaのやらかしたすべての事を、Mrs. Rogersは忘れてしまいます。
わたしもぜひ、Ameliaのパイを食べてみたいと思いました。
この本には筆記体が出て来ます。初めは読めなかったけれど、書く練習をしたら読めるようになりました。嬉しかったです。
Ameliaシリーズはもう少し読んでみたいです。
渡辺のメモ
Amelia Bedeliaシリーズの面白いところは、1つ以上の意味がある単語や言い回しをAmeliaが必ず勘違いして大失敗するところにあります。
英語ネイティブなら子どもでも「なるほど、あはは」と笑えることですが、ここで生まれ育っていない日本人にとっては、たとえ学校で英語の成績が良くてもぴんときません。それがAmeliaシリーズの難しいところです。
けれどもいったん理解すると、ネイティブの言い回しなどがわかって英語の世界が広がります。それにこの可笑しさは一度わかると癖になります。
I Can Read Book 2の中では並外れて難しいほうです。
これが分かりにくい方は、Book 3に進んでから、もう一度戻ると良いかもしれません。
ひかるさんのレビューにあるように、この本にはMrs. Rogersが書いた「筆記体」のメモが出てきます。米国では昔は美しい筆記体を書くことが知性の証とみなされていましたので皆一生懸命練習しましたし、筆記体のテストもあったようです。でも、中学校くらいからコンピュータで宿題の論文を書かされる現代っ子たちは、筆記体が書けないだけでなく読めなくなっています。
私の娘は、米国人のおばあちゃんからの達筆な手紙が読めなくて、私に読ませるくらいです。
というわけで、米国人の子どもでもできない筆記体を読めたり書けたりすると、驚かれるでしょうし、カッコいいと思うのです。
習ってみたい方は、下記のようなサイトがありますからご利用ください。
大文字
小文字
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。