対象:小学校高学年から中学生
ジャンル：文芸小説／クラシック
書評 by Moeさん
寄宿学校で学ぶ少女Saraが、父の死にあい、初めての世間の冷たさに直面しながらも、素直に生きていく。そんな彼女に感動した隣の人々から支えられ、本当に必要な物を学んでいくSaraのお話。
この本は、秘密の花園と同じ作者ですが、まったく別の話になっているので、初めは同じ作者だということが、分かりませんでした。Saraが想像して、まったく別の世界に入っているときが好きでした。エンディングには、少し驚かされました。私もSaraのような人になれたらいいな、と読むたびに思います。
渡辺のメモ
この本を含め、多くのクラシックには、オリジナル版と多くのアダプテーション版があります。アダプテーション版には、現代の子供に分かりやすいように現代語に書き直されたものや、低年齢の子供たちが自分で読めるように簡単にしたものなどがあります。
本を選ぶときには、作者の部分に注意を払うようにしてください。
作者のオリジナルは著作権が失効していますので、キンドルに無料版があります。
もえさんがお読みになったのはオリジナル版ですが、下は、米国の小学校低学年程度向けのAll Aboard Reading版（Easy-to-read-chapter bookレベル)です。
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