渡辺 由佳里: どうせなら、楽しく生きよう
渡辺由佳里: どうせなら、楽しく生きよう
渡辺 由佳里: ジャンル別 洋書ベスト500
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レベル:Grade4-6(小学校4−6年生)レベル
優しい巨人のBFGとSophieが子供たちを食べる巨人たちをやっつけるお話。
巨人の名前の意味が全く分からなくておもしろいです。
このお話は特にDahlが勝手に作った言葉がたくさん出て来ます。BFGの文章は文法がめちゃくちゃなので、たまに意味が分からなくなってしまうこともあります。
意地汚くて意地悪なMr&MrsTwitをやっつけるためにRoly-Poly birdとMuggle-Wumpというサルが作戦を立て、実行するお話。
Twitsがお互いにやり合ういたずらがとてもおもしろいです。
この本はアメリカでお世話になったチューターと一緒に初めて読んだチャプターブックです。まだ細かい内容は良く分からなかったけれど、挿絵や言葉のライム感が楽しかったので、とても楽しめました。
レベル:Grade2-3(小学校2−3年生)レベル、だが、大人も楽しめる
これもRevolting Rhymesのように、おとぎ話のDahlバージョンの詩集です。ウサギとカメや、裸の王様など15編あります。 私は少し残酷なひねりがいっぱいのヘンゼルとグレーテルが好きです。また、最後の展開に驚かされるアラジンと魔法のランプもおもしろいです。 本編の後ろにおまけのページに、Dahlのトリビアがあり、楽しめます。
レベル:Grade2-3(小学校2−3年生)レベル
by Moeさん
裕福だけれど意地悪な三人の農夫たちとMr.Foxの泥棒合戦のお話。
Dahlではあまり例がないと思いますが、動物からの視点で書かれています。私はMr Foxがciderを盗むところが一番のお気に入りです。Badger(アナグマ)がciderは薬だと言い、欲ばろうとするところが、子供っぽくておもしろいからです。
Mr.HoppyはMrs Silverのことが好きですが、彼女はペットのカメだけを愛しています。なんとか思いを伝えるために、カメを利用するプランを実行するお話。
Dahlには珍しい、皮肉のないのんびりとした雰囲気のお話です。Dahlの本にはQuentin Blakeのイラストがぴったりですが、この本は特にそれを感じます。単語をさかさまにしだけのカメ語がユニークです。
Georgeが意地悪なGrandmaをギャフンと言わせようと、おかしな物を入れた薬を作る話。
実のおばあちゃんが孫にとても意地悪だったり、胃が爆発したりなど、Dahlらしいアイディアがぎっしり詰まったお話です。最後にGrandmaがとても小さくなってしまう場面がイラストと合わせて気に入っています。
レベル:Easy-to-read-chapter bookレベル
子供を食べるために町に出たワニが、逆にゾウやサルなどに退治されてしまうお話。
Dahlには珍しい教訓的なお話ですが、ワニが町に来るなど、Dahlらしさは健在です。5のWonkaのようにRoly-Poly Bird(Twitsに出てくる鳥)が出てくるといった仕掛けもあります。
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