レベル:Grade4-6(小学校4−6年生)レベル
by Moeさん
Hiccupはバイキングの仲間になるために、ドラゴンを使ってあるテストに受からなければいけない。けれど、Hiccupの持っているドラゴンは歯がない。その上、HiccupはSea Dragonと戦わなければいけない。今度こそ、HiccupはHeroになれるのか・・・?
この本は、とても陽気でユーモラスに感じました。これは、男の子にはとてもうけたと思います。なぜなら、彼らが好きそうな、SlugやWartという言葉が入っていたからです。けれど、一番大切なのは、Hiccupがheroになれた、ということだと思います。彼のようにどこから見てもだめな男の子も、heroになれたということがhumorousであったり、嬉しいからです。また、手書きの文字や絵があったり、本の中に本があるという構成になっていたりするので、眺めるだけでも面白いです。 特に難しい単語は使っていないと思います。
渡辺のメモこの夏映画が公開されたので、ちょうど良い機会だと思って提案した作品です。
小学生の男の子に人気があるシリーズなので、それはなぜなのか、もえさんとディスカッションしてみました。また、これまでのドラゴンと少年の物語とどこが異なるのか、どうしてこんなに人気が出たのか、などです。
まるで小学生の男の子が手描きしたかのようなぐちゃぐちゃのイラストも、男の子にうける秘密のひとつかもしれません。
下記は映画のトレーラーです。原作とは登場人物もずいぶん違いますが。
ところで私は日本語版の映画に関して大文句があります。
というのは、妙なウケを狙って、ドラゴンの名前をトゥース(Tooth)にしているからです。原作では、牙がなく、腰抜けのドラゴンだからToothless(弱虫、骨抜きの意味)という名前なのに、彼をToothと呼んでしまったら意味がなくなります。Hiccup(しゃっくり)をヒックと呼ぶのは、しゃっくりの音に近いから良いと思いますが。
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