対象:小学校高学年から中学生
ジャンル:冒険/ファンタジー
書評 by Moeさん
Damaged ChildrenのErin、Janry (January)、
このお話の魅力は何を伝えたいのかがはっきり分からない所です。普通のファンタジーでは、この人は悪い、この人は良い、と簡単に分かるのですがこれではだいたいの予想はつくものの、Grampaがかなり分かりにくかったです。考えれば考えるほどいい人だったり悪い人だったり・・・彼はそんなキャラクターです。他にも場所がどこなのか、という所が人それぞれだったのも、魅力でした。私はアメリカだと思いましたが、ディスカッションの後、Englandにも思えてきました。アメリカのようなカラッとした明るい雰囲気ではなく感じてきたからです。色々な不思議がこもったmysteriousな本でした。読後に嬉しような悲しいような言葉にできない感動が残ります。
Heavenのセリフは文法がめちゃくちゃですが、
渡辺のメモ
とりとめがないのに、なぜか引き込まれる本です。
ジャンルも、ファンタジーなのか、ただの小説なのか、よく分からない。その分からないところがまた魅力的です。ディスカッションが楽しくなりました。
ぜひ親子や友人同士で読んで、いろいろ語り合っていただきたいと思います。
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