対象:小学校高学年から
書評 by Moeさん
【あらすじ】
あるtrusteeが孤児のJudyの作文のスキルにおどろき、彼女を大学に送ることになります。Judyがこのtrusteeについて知っていることはただ三つだけです。一つはお金持ちだということ。二つ目は女の子が嫌いだということ。そして最後は足がとても長いこと。
そんなわけでJudyは大学に行くことになりました。ただ一つの条件は一ヶ月ごとに手紙を送らなければいけないことです。では、Judyの手紙を見てみましょう・・・。
【感想】
私がこのお話を楽しんだわけは語り口にあります。このお話はJudyが話者です。Judyの明るい書き方や、英語の表現、クリエーティブなところが、派手すぎず、またシンプルすぎず、読者を引き込みます。他にも、彼女にとっての毎日の出来事の視点と、私自身の視点を合わせてみるのも楽しかったです。また、誰がDaddy Long Legsなのかという問いにかなり長く悩みました。最後に誰なのか分かった時、別々のイメージのものがスッと一つになったところに驚きました。
JudyのWriting Skillsが徐々に上手になっていく様子が手紙によって分かりました。手紙を書いているJudy が目の前にいるようでした。
難しい単語などはほとんどなく、すらすらと読めました。
コメント
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