レベル: I Can Read Book 2 (ただし、Book 3と同程度に難しい)
書評 by みーちゃん(小6)
学校にやってくる先生がおくれてしまい Mrs. Rogers が迎えに行っている間、なぜか Amelia が代理の先生をすることになってしまいました。
Amelia は教室でいろいろな言葉をまちがえてしまい、授業をめちゃくちゃにしてしまいます。わたしが一番おもしろいと思ったところは、Amelia が bulb を球根ではなく電球だとまちがえてしまい子供たちに電球を植えさせたことです。他にもplayを劇ではなく遊ぶことだとまちがえてしまいました。また、算数の文章題に出てきたりんごを子供たちが持っていないので、Mr. Rogers の庭でりんご狩りをして、子供たちにそのりんごの取り合いをさせてしまいました。そして、りんごあめを作り子供たちに1本ずつあげて、学校は終わっていないのに家に帰してしまいました。
そこに Mrs. Rogers と Miss Reed(先生)がやってきてAmeliaをしかりますが、Amelia の作ったりんごあめがおいしかったので、2人とも喜んで終わりました。
この Amelia シリーズは、Amelia が言葉の意味をまちがえていろいろな失敗をしてしまうということが書かれています。1つの言葉にいろんな意味があることが分かって楽しいですよ。
渡辺のメモAmelia Bedeliaのシリーズは、ネイティブの子どもが読むと彼女の間違いにすぐぴんとくるのですが、英語の環境で育っていない日本人には「これのどこがおかしいの?」と悩んでしまう本です。
でもみーちゃんは慣れて来ているようで、Ameliaの勘違いに、なかなか鋭い指摘をしてくれます。
だからこそ、これを読むことで日本人にはいろいろな学びがあるともいえます。
普通のBook 2よりも難しいのですが、このシリーズを沢山読むと、Book 3に移ってから楽に読めるのではないかと思います。
コメント
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