レベル I Can Read Book2
書評 by ひかるさん(小6)
Frog and Toadの作者Arnord Lobelが書いたお話です。
Arnord Lobelの作品は、少ない単語の数だけど、とても面白い内容の話が多いねと家族と話しています。この本には、5つのお話が載っています。
私が5つの中で好きなのは、Strange BumpsとOwl and the Moonです。
まずStrange Bumpsは、Owlがベッドに入って寝ようとしていた時、彼のブランケットの中に2つのこぶを発見しました。ふつうならブランケットの中を覗き込んだら、自分の足だと分かりそうですが、Owlは、違いました。
足を動かしたり、ブランケットをはがしたりしたけれどこぶは消えず.....
このお話で面白いと思ったのは、Owlがそのこぶの正体を最後まで分からなかったと言うことです。
Owl and the Moonは、Owlが月 を見に浜辺へ行きました。
Owlは月のことを勝手にとてもいい友達だと決めました。そして、Owlは家に帰ろうとしますが、月がどこまでもどこまでもついてくるので、「もうついてこないでれ!!」と言ってしまいます。
そしていざ月が見えなくなと寂しくなってしまいます。でも、最後にまた月に会えると言うお話です。
このお話では、Owlが勝手に月を、友達にしたり、怒ったり、しながら最後は勝手に幸せになると言うところが面白いと思いました。
Arnold Lobelのお話は、読みやすいし、面白いのでほかの本も読みたいと思います。
Owl At Homeは大人が読んでも、非常に味がある作品です。
たぶんI Can Read Book2のレベルでは、私の一番のお気に入りと言えるでしょう。
ひかるさんとも、味のある表現や可笑しい場所をあれこれと話し合いました。Owlの古風な言い回しや勝手な思い込みが可笑しいのですが、根が寂しがりやで善良なOwlの性格が良く出ている最後のOwl and the Moonについて私たちの感想が一致したようです。
Owlの性格と行動には滑稽さと詩情があふれ、言い回しも傑作です。ぜひお試しください。
コメント
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