皆さま、お待たせいたしました。今年も洋書ファンクラブ名物、「これを読まずして年は越せないで賞」の季節がやってまいりました。
受賞作が決まるのは毎年年末なので、「読む」どころか、みなさんが本を購入するまでに年が明けてしまう賞です。そういう賞ですが、もう数年ゆるゆるやってきましたので、「来年末までに読む本」ととらえて、このままお許しいただければ幸いです。
ジャンルは、1)児童書/YA、2)ノンフィクション、3)フィクションで、それぞれに最優秀賞を決め、最後に総合での大賞を決めています。
これまでの結果はこのようになっています。
ですが、フィクションがカバーするジャンルがあまりにも多く、候補作を絞るだけでも大変でした。
そこで、今年はフィクションを2つの分野「フィクション(シリアスな文芸小説)」「フィクション(SFやミステリを含む大衆向け小説)」に分けようと思いつきました。
こうすれば、好みが異なる方にも良い本を手にとっていただけそうだからです。本当は児童書とYAも分けるべきなのでしょうが、今年は審査員一同「ノンフィクションに力を入れる」ことを目標にしましたので、現時点では同じカテゴリーでご容赦ください。
2013年「これを読まずして年は越せないで賞」ロングリスト
現在までに「これ読ま」審査員の方々から提案があったロングリストは以下のとおりです。これからもまだ増えてゆくと思いますので、ときおりチェックにいらしてください。
リンクがない作品はまだ本ブログにレビューを載せていないものです。このうち*をつけた作品は今年7月刊行の『洋書ベスト500』に載せていますので、お持ちの方はそちらも参考にしてください。
1)児童書/YA
2)ノンフィクション
3)フィクション(文芸小説・短篇集)
4)フィクション(SF、ミステリ、ラブロマンスを含む大衆小説)
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