Téa Obreht
ハードカバー: 352ページ
出版社: Random House
2011/3/8刊行
文芸小説/寓話的小説/バルカン半島/戦争・歴史
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旧ユーゴスラビアのある国に住む若き女医 Natalia Stefanoviは、国境を超えて人道的医療活動をする旅先で愛する祖父の死を知る。
著名な医師の祖父とNataliaの間には、かつて2人きりで動物園にトラを観に行くという儀式めいた習慣があったが、動物園は内戦で破壊されてしまい、祖父は反政府の疑いを受けて大学で教えることや医療活動を禁じられてしまった。 祖父に死期が迫っていることを知っていたのは、彼の影響を受けて医師になったNataliaだけだった。けれども、祖父は彼女にも知らせずに旅に出かけ、その旅先で死んだのだった。
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