本日4月15日はタイタニック号が沈んだ日です。1912年、つまりほぼ100年前、世界最大の豪華船Titanicが処女航海に出ました。世界でも有数のお金持ちが乗っていたこの船がたった4日
後に沈没するなどとは誰も想像してはいませんでした。多くの人が亡くなったこの悲劇は、生存者の証言によってドキュメンタリーや小説、映画の題材になって
います。
というわけで、今月から始める「洋書を読んでみよう」のシリーズではタイタニック号の悲劇をテーマにしてみました。
高校までの英語教育を終えた洋書初心者の方には、まず I Can Read Bookのいずれかのレベルからスタートするのが良いかと思います。
まずご紹介するのはI Can Read Book 4 レベルのThe Titanicです。これはノンフィクションであるために、かえってニュアンスを知る必要があるI Can Read Book 2や3より日本人にはわかりやすいと思います。
英語多読研究会(SSS)が推奨し、私も(既に英語教育を終えている大人におすすめする)多読のコツは以下の通りです。
- 辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)
- 分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
- つまらなくなったら止める (1 2 の原則で楽しく読めない本は読まない)
また、読む前に内容をあらかじめ把握しておくと、わからない単語や表現が想像しやすくなります。
自信のある方は、そのまま本全部を読み、それから1章ずつ下記の質問を参考にしながら読み返してください。
自信のない方は、これらの質問からだいたいの内容を予想し、それから読んでみてください。
1章: The Wonder Ship
タイタニックがどんな船だったかを説明する章です。
・船の中にはどんな部屋や設備がありましたか?
・安全だと思われいたのはなぜですか?
・船の乗客はお金持ちだけでしたか?
2章:Iceberg
タイタニックが沈没する状況を書いた章です。
・事故の原因は何でしたか?
・沈まない設計だった筈なのに、なぜ沈むことになったのでしょう?
・何人の乗客がいて、救命ボートは何人分ありましたか?
・救命ボートに乗るときのルールは何でしたか?
・お金持ちと貧乏な乗客では、生き残るチャンスは違ったと思いますか?
・沈みかけたタイタニックが救援を求めますが、それが近くにいた船に伝わらなかったのはなぜでしょう?
・タイタニックと一緒に沈んだ乗客たちは最後にどのように振る舞ったのでしょうか?
3章:Never Again
救命ボートに乗った乗客が救助された様子と、今後同じ悲劇が起こらないための工夫が書かれています。
・乗客何人のうち何人が救助されたのでしょう?
・タイタニック沈没でわかった重要な問題と、それを防ぐために作られた対策は何でしょう?
4章:Found at Last
海底に沈没したタイタニックが発見された様子を書いた章です。
・タイタニックを探していたのは誰ですか?
・見つけたのは誰で、どんなことをしている人ですか?
・彼自身が船に入ったのですか?それとも...?
・タイタニックは今どこにあるのでしょう?
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洋書に慣れている方におすすめするのは、下記のタイタニック号の本です。
Titanic: An Illustrated History
これを読めば、タイタニックの全てがわかる!という本です。1冊だけ読むならこれをおすすめ
タイタニックを海底で見つけた科学者の本です。下記のビデオでその感覚が掴めます。私はIMAXでドキュメンタリーを観ました。
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沈没したTitanicのビデオです。生存者自身の体験談もついています
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