「この夏何を読もうか?」と迷っている方のために、スティーブン・キングがエンターテイメント・ウィークリーでおすすめ本を7冊挙げています。ディケンズの古典も1冊含まれていて、バラエティに富んでいます。
1.Shatter
オーストラリアのNed Kelly賞受賞作品。心理スリラーで、バイオレンス、アクション、そしてぞっとする怖さがあるようです。私は怖いの苦手なんで、どうしようかなぁ…
2.Quicksilver
冒険、魔法、科学、歴史、ロマンス…と盛りだくさんのバロック大河小説Baroque Cycleシリーズの第一弾です。これは、私がKindleに入れたまま「緊急に読みたい本」が出てきて後回しになっていたもの。キングのリストを見て「そういや、Kindleに入れていた」と思い出して、昨日からトレッドミル用として読み始めました。なかなか詩的で、暗く不穏な雰囲気が漂う作品です。ただし、英語は中級レベルでも読みにくいと思います。
俳優のジョージ・クルーニーが映画オプション権を購入したスパイスリラー。クルーニー本人が主人公のMilo Weaverを演じるつもりのようです。
4.Drood
ディケンズの未完の作品The Mystery of Edwin Droodの続編の形をとった、不気味な雰囲気のスリラーということ。怖い雰囲気の本がお好きな方におすすめです。怖い本が苦手な私もディケンズ本人が出てくるというから読みたくなってきます
5.Little Dorrit
ディケンズは巧みなストーリーテラーで、ことにこの作品はチャーミングとキングは言います。中学生から高校生にかけて私はディケンズに相当はまっていました。これも読んだはずですが、内容をすっかり忘れているので、iPhoneのStanzaで無料ダウンロードしました。Project Gutenbergでコンピューターに無料ダウンロードすることもできます。
私がこの本をどれほど好きかはここに書いていますからそれをご参考に。
7.Handle With Care
Jodi Picoultは私が好きな作家ですが、ちょっと「Picoult飽食」状態なので、この新作にはまだ手を出していません。Picoult初心者の方は、ペーパーバックになっている廉価なMy Sister's Keeperなど古い作品をおすすめします。
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