著者:Hermione Eyre
ハードカバー: 448ページ
出版社: Jonathan Cape (UK) 、Hogarth(US)
ISBN-10: 0224097598
発売日: 2014/3/13(UK)、2015/4/14 (US)
適正年齢:PG15
難易度:超上級(英語ネイティブにも難解)
ジャンル:歴史小説(17世紀英国)/文芸小説(マジックリアリズム)
キーワード:Venetia Stanley、Sir Kenelm Digby、Anthony Van Dyck、alchemist、老化、アンチエイジング、美容
17世紀英国、チャールズ一世の時代。
"Venetia, Lady Digby by Sir Anthony Van Dyck" by Anthony van Dyck - National Portrait Gallery(Licensed under Public Domain via Wikimedia Commons)
Venetia Stanley(ベネチア・スタンリー)は、ベン・ジョンソンが詩を捧げ、ヴァン・ダイクが絵を描いた有名な美女だった。だが、結婚して子供を産み、30代なかばになったVenetiaは自らの美の衰えを自覚し、老化を恐れるようになっていた。
外交官、軍人、冒険家、哲学者、科学者として活躍する夫のSir Kenelm Digbyは、Venetiaより何歳も年下だ。自分が美を失い、愛も失うことを恐れたVenetiaは、化学の才能がある夫にアンチエイジングの薬を作ってくれるように懇願する。けれども、アンチエイジングの薬の恐ろしさを知るDigbyはそれを断り、害のない別の方法だけを教える。
夫が助けてくれないことに失望したVenetiaは、美を取り戻すための危険な薬「Viper Wine」を秘密裏に入手するようになる......。
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