今年前半に出版されるビジネス・実用書の中から、注目されているいくつかをご紹介します。
まだ発売されていないものもあります。
抜けている作品もあるかもしれないので、みつけたら随時追加します。
Measuring Happiness: The Economics of Well-Being
著者:Joachim Weimann, Andreas Knabe, and Ronnie Schöb.
出版社:MIT Press
出版日:Feb. 6
「お金で幸せは買えるのか?」「お金があればあるほど幸せになれるのか?」...大規模なアンケートや歴史的な資料からそういった質問に答えていく本。
Red Notice: A True Story of High Finance, Murder, and One Man's Fight for Justice
著者:Bill Browder
出版社:Simon & Schuster
出版日:February 3, 2015)
著者は、ソビエト連邦崩壊後のロシアで外資として最も大きな投資ファンドの会社を作り上げた。だが、2007年にモスクワ支社を襲ったロシア警察に230ミリオンダラー(約270億円)を盗まれる。正義感が強いロシア支店の税理士はその事件の真相を探り当てて公にするが、そのために逮捕され、1年投獄されたうえに拷問で殺される。これらの犯罪組織の背後にいるのはプーチン大統領である。スリラーのようだが、実話。
Alibaba’s World: How a Remarkable Chinese Company Is Changing the Face of Global Business
著者:Porter Erisman. Palgrave
出版社:Macmillan
出版日:May 12
普通のアメリカ人が耳にしたこともない中国の会社「アリババ」が2014年9月に新規株式公開(IPO)をしたところ、それはGoogleやFacebookを超える史上最大の規模だった。その謎を解説する本。
Captivology: The Science of Capturing People’s Attention.
著者:Ben Parr
出版社:HarperOne
出版日:Mar. 3
元Mashableの編集者でDominateFundの共同創始者の著者Ben Parrが、大衆を惹きつける心理と現象、それを実生活でどう活かすのかを語る。
Climate Shock: The Economic Consequences of a Hotter Planet
著者:Gernot Wagner and Martin L. Weitzman
出版社:Princeton Univ
出版日:Feb. 22
地球の温暖化が経済に与える大きな影響を語る本。経済面に絞っているところが、これまでの本とは異なる。
Elon Musk: Tesla, SpaceX, and the Quest for a Fantastic Future
著者:Ashlee Vance
出版社:Ecco
出版日:May 19
ベテランのテックジャーナリストが、テスラ、SpaceXで有名なElon Muskの人間像を描く。
Work Rules! Insights from Inside Google That Will Transform How You Live and Lead.
著者:Laszlo Bock
出版社:Hachette/Twelve
出版日:Apr. 7
職場はもっと楽しくて、活気があり、やる気を掻き立てるものでなくてはならない。Googleの"People Operations"(Googleは人材部門HRをこう呼んでいる)のリーダーであるLaszlo Bockが語る良い職場の条件。
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