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2009/02/28

コメント

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渡辺

点子さん、感想をありがとうございます!
作者について論争があるにしても、ロングセラーになる価値がある作品だと私も思います。今日レビューを書いたThe Bell Jarもそうですが、読むタイミングによってはある意味で「身につまされすぎる」作品かもしれませんよね。また娘に「落ち込む本ばかり選ぶ!」と眉をひそめられそうですgawk

読みやすさについてのご意見もありがとうございます。
ご指摘のとおりですので、★の数を訂正させていただきます。

点子

こんばんは。先ほどこの本を読み終えたところです! 35年前(!)に翻訳で読んだときのことを色々と思い出しました。当時は自分も同じ年頃、そして全く実在の少女の日記と思い込んでいたこともあり、少女に感情移入して、何度も読みました。同時にアメリカの状況にも大変衝撃を受けました。今度は大人が書いたフィクションであることを頭に置いたせいか、そういえば大人の視点だなとか、女の子にしてはしっかりした文だな、とか思うところが多々ありました。それにしても、ごく普通の少女がドラッグ中毒になっていくようすはリアルで、また思春期独特の心の揺れも大変うまく描かれていると思います。長く読みつがれているだけのことはあります。
 英語は文法的には読みやすい部類で、すぐ読めるとは思うのですが、私にはスラングも多く感じられ、「読みやすさ」という点ではむしろ、たとえもう少しややこしい言い回しや難易度の高い語彙が出てきたとしても、普通の大人向けの物語の方が私には読みやすく思えました。
 それはともかく、渡辺さんのブログにお邪魔していなければ、この懐かしい作品に再び出会うことはなかったと思うので、本当に感謝しています。本も、ブログも出会いですね。今後ともどうぞよろしくお願いします。

渡辺

こんにちは点子さん。コニコさんのブログでコメントを拝見しているので、なんだか初対面という感じがしませんが、はじめまして。コメントをありがとうございます。
「この本を気に入った方は。。。」に挙げた本はいずれも母娘で読書感想のディスカッションができるものです。娘には、「よくもまあ落ち込む本ばっかり」とあきれられましたがcoldsweats01

点子

はじめまして。コニコさんのブログからやってまいりました。情報が満載で楽しませていただいています。先日この記事を見てびっくり。この本にブログで出会うとは思っても見ませんでした。
 日本で翻訳、出版されたとき、私は中学生でこの本を買って読んだんです!かなり長い間手元にあったはずなのに、今はありません。先日から大学生の大麻が問題になっていてちょうど思い出していたところだったんです、邦題は「15歳の遺書」、平井イサク訳、確か原題はGo Ask Alice だったと・・・もうさっそくアマゾンで注文してしまいました。そしてこんなに長く読みつがれているとは全く知りませんでした。またその時は原作Alice Dだったはずですが、いまはAnonymous,しかもフィクションかも、とはまた新たな驚きです。それでも懐かしさとまたあらためて娘を持つ母として新鮮な気持ちで、この本を今度は英語で読もうと思います。ご紹介ありがとうございました。また私も自分のブログでも記事を書きたいと思います。

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