Neil Gaiman (文) Charles Vess(イラスト) 40ページ(ハードカバー) HarperCollins 2010年5月1日
絵本/童話/ファンタジー/詩 /4 歳〜ファンタジーの心を忘れない大人対象
ファンタジーが好きで、ありとあらゆる洋書ファンタジーを読んでいる人であれば、そこにはある共通の約束事があることに気づいているだろう。 Neil GaimanのInstructions は、ファンタジーの世界でクエストをやり遂げ、わが家に無事帰還するためのInstructions(指示)が載っている旅先案内書である。表向きは4〜8才むけ児童書だが、実際はファンタジーマニアの大人向けの案内書ではないかと私は睨んでいる。
「子供向けの詩集でもっとも好きな作品は?」とたずねられたら迷ってしまいますが、「子供向けの詩を書いた最も好きな詩人は?」とたずねられたら、迷わずにShel Silverstein答えます。最初の答えで迷うのは、Silversteinの作品はどれも傑作でひとつだけ選ぶのはほぼ不可能だからです。でも、1冊だけ買って試したい方には、Where the Sidewalk Endsをおすすめします。
Shel Silversteinの詩との出会いは、娘の4歳の誕生日のプレゼントに同級生の両親から贈られたA Giraffe and a Halfでした。
それはこんな風な詩です(プロダクト説明からの引用なので途中まで)。
If you had a giraffe and he stretched another half … you would have a giraffe and a half.
And if you glued a rose to the tip of his nose …
And … if he put on a shoe and then stepped in some glue …
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