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2014/11/17

コメント

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渡辺由佳里

晴子さま

コメントありがとうございます。
そして、面倒な長編の読破、おめでとうございます!

私が徹底的に違和感を覚えたのは、やはりTheoの生き方です。
何があったにせよ、こういう選択をし続けることに納得できなかったので。

文芸小説(特にこれほどの長編)は、やはり読者の生き方、考え方に少しでもインパクトを与えるものであってほしいのですが、良い意味での影響はまったく受けませんでした。

それゆえに「好き」とは言えない、というのが私の見解なんです。

晴子

Goldfinch 読破しました。最初から最後まで予想を裏切られる展開で、読ませられましたが、なんと言うか、読後感の悪い長編小説でした。
最後はTheoが芸術作品についての見解を述べていますが、(theoの言葉を借りた作者の見解だが)、こんなに思慮深いTheoだったらこんな人生になるはず無いのに、と物語との矛盾を感じました。
しかし、800ページの長編を初めて読んだことで、すごく英語の本に対する筋力がついた気がします。遅読で英語力も十分ではありませんが、洋書筋トレ本でした。
由佳里さんはどの辺りに違和感を感じられたのか、興味あります。

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