2014年ももうわずか。
そこで、まとめて今年話題になった代表的なクックブックと料理に関する本(エッセイ含む)をざっとご紹介します。
アメリカのお料理は日本のものに比べると大雑把に感じるかもしれませんが、写真とか綺麗ですし、エッセイは面白いです。文化を知る上でも楽しいので、ぜひどうぞ。
●俳優Stanley Tucciの料理本
映画『Julie & Julia』でJulia Childの夫Paulを演じ、『The Hunger Games』ほか50くらいの映画やテレビ番組に出ているTucciは、実生活でも大の料理好きで有名。
イタリア系アメリカ人らしく、イタリア料理が得意です。
それにしても、エプロン姿似合いすぎですよね〜。
●料理番組『Barefoot Contessa』でお馴染みのIna Gartenの最新作
毎年のように出す料理本が、必ずと言っていいほどナンバー1ベストセラーになるIna Garten。
かつてはホワイトハウスで原子力政策のアナリストをしていたGartenは、プロのとしての訓練はまったく受けておらず、料理はすべて自学自習。
アメリカのハウス・パーティで、みんなでわいわい気取らず楽しめる感じがあっていいです。
私も、これではありませんが、プレゼントで貰ったことがあります。
●Sous Chef: 24 Hours on the Line
ニューヨーク市のミシュラン星がついた高級レストランのSous chef(スーシェフ、シェフの二の腕)の回想録。裏でどんなことが起きているのかその大変さが面白いんですが、時間がなくて読了してません。
●最近流行りのPaleoダイエット本
アメリカでは最近Paleoダイエットが流行っている。Paleolithic diet(旧石器時代ダイエット)のことで、別名caveman dietとかStone Age dietとも呼ばれていて、ナチュラルを極めたものらしい。人が今食べているものは元々身体に悪いのだという信念のもとに、加工品だけでなく、ナッツや穀類も取らないように進めている。私はぜんぜんいいと思わないのだけれど、流行っているのでご紹介。
周囲に「これで痩せた!」「健康になった」という信者がいるけれど、その前に食べていたものがあまりにもひどかったので、その差じゃないかと思っている。
この本は、アジア系の共著者のレシピと漫画的なイラストが魅力らしく、現在人気がある。
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