著者:Tanner Ringerud & Jack Shepherd
ペーパーバック: 192ページ
出版社: Sourcebooks Inc
ISBN-10: 1402285361
発売日: 2013/11
適正年齢:G(年齢制限はないが、特に子供向けの内容ではない)
難易度:初級レベル(たまに高度な表現があるが、中学卒業レベルの基本的な英語で理解できる部分が多い)
ジャンル:ユーモア/レビュー
キーワード:動物(猫)、飼い主、評価、写真
飼い主に100%忠実な犬とは異なり、猫は飼い主を忠実なしもべにしてしまう。犬は飼い主に無償の愛を与えてくれるが、猫の場合、無償の愛を与えるのは飼い主のほうである。それがわかっていても、猫好きは、猫を愛することをやめられない。
そういった猫好きたちが、自分の猫を採点したのが本書である。
猫を評価する4つのカテゴリーは、1)Appearance(外見)、2)Sociability(社交性)、3)Usefulness(実用性)、4)Huggability(抱きしめやすさ)である。評価は英語圏の学校が使うA,B,C基準で、最高はA+、そして「落第」はF(Fail)である。A+の猫もいれば、完璧に落第猫もいる。でも、落第猫でも愛してしまうのが、愛猫家なのである。
著者ふたりは、ブログやツイッターなどのソーシャルメディアで広まった人気ニュースを集めるサイトBuzzFeedの創始メンバーで、大の愛猫家。
「ガハハ。。。」という感じではないが、犬派の人には理解できない愛猫家の評価はユーモアたっぷり。「うちの猫ちゃんの評価も載せて〜」と言いたくなるだろう。
手のひらサイズで、猫1匹につき、評価は1ページだけ。評価する飼い主により、文学的な表現だったり、非常に簡単な英語だったりする。簡単なページだけを選んで読めるので、洋書に慣れていない人でも挑戦しやすく、おすすめ。
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