高校生の娘が「クリスマスプレゼントに悩んでいるなら、これを買って」と頼んだのがこの本、Complete Works of Oscar Wildeです。
ワイルドと言えば、私が英国で初めて書いた英語のレポートがワイルドでした。母娘ってやっぱりどこか似てるのでしょうか
ワイルドの魅力は、辛辣なユーモアに満ちた文章です。"A little sincerity is a dangerous thing, and a great deal of it is absolutely fatal."とか"Men marry because they are tired; women, because they are curious: both are disappointed."など、引用したくなる表現が1ページにいくつもあります。今年の夏、昔私がロンドンで買ったThe Picture of Dorian Grayを読んですっかり気に入った娘は、彼の作品全部を読みたくなったようです。
この本はワイルドの孫Merlin Hollandが編集したもので、唯一の小説Dorian Grayのほか、短編、戯曲、エッセイ、手紙などがぎっしり詰まっているとこのことです。娘に買ってやれば私も読めるわけですから、実にお得なクリスマスプレゼントです。
学生時代に入手とは、さすが点子さんですね!
お気に入りの本を娘にボロボロにされてしまった体験は私と夫にもあります。
ページ食べられちゃったり。。。
入手したら、私もゆっくり読んでみたいと思っています。
投稿情報: 渡辺由佳里 | 2009/11/30 07:24
こんばんは。この本学生時代に買って持っています。
ビアズリーのサロメの絵のカバーが綺麗でしたが
うっかり本棚の一番下においていて、
息子が小さいときにビリビリされてしまいました。
戯曲など、きっと今読んだほうが面白いように
思います。娘さんの好みは渋いですね!
投稿情報: 点子 | 2009/11/28 07:04
ゆかりさん、こんにちは。
Be yourselfってやつですね。カッコいい!
オスカー・ワイルドってつい引用したくなる名言だらけ。この本買ってTwitterでワイルドの引用をつぶやくbotになるという誘惑にもかられます(笑)
投稿情報: 渡辺由佳里 | 2009/11/24 11:52
うわ~。私もオスカーワイルド好きで彼の引用をブログタイトルにしていますが、全作品は読んで居ないのでこれいいですね。早速アマゾンのウィッシュリストに追加します。
投稿情報: Yukari | 2009/11/24 10:17