« 心暖まる獣医物語のクラシック—「All Creatures Great and Small 」 | メイン | 私が差し上げたいノーベル文学賞残念賞ーMargaret Atwood »

2009/10/14

コメント

フィード コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。

渡辺由佳里

Ameterumさん、

The Remains of the Dayは、この歳になってわかる感じがありますね。でも、あれを書いたときの作者って、とっても若かったので、そのあたりすごいと思います。
映画も良かったですね。

イシグロ氏は日本生まれで、生粋の日本人の両親だがら、英語で育っていても根底が日本人だと思うのです。それが英国の感覚に合致して素晴らしいハーモニーをかもしたような気がします。

ameterum

あ、「その他の作品」のコメントも投稿してしまってよかったのでしょうか・・・?

ameterum

The Remains of the Day 読了。
Mr にピリオド(イギリスではフルストップか)が付いていないところから始まり、語り口がいかにも英国で、久しぶりに文芸モノを読んだぞ、と感じました。執事という言葉で私が思い浮かべるのは、米国のsitcom ”Mr. Belvedere" ですが、ちょっと(かなり?)雰囲気違いますね。Mr Stevensの不器用なまでの真面目さは、夫の父と私の父を思い起こさせます。上の世代の日本人が持っていたものなのでしょうか。
五十代になった今読んだからこそ、タイトルもより深く味わえたような気がします。

渡辺由佳里

こんにちは。

そうですね。どんなに異なるものを書いても、イシグロ作品にはイシグロらしさというのが滲み出ていますね。
「最後に裏切る」というのもそうです。
私もけっこう楽しんだ短編でした。

Birth_of_venus

KAZUO ISHIGURO 単編の中にも、イシグロらしい文脈や、読者を引き込むだけ引き込んでおいて、最期に期待を裏切るやり方は変わらない。いつか彼の文学を分かりたいと思う。短編なので、人々が発する言葉に何が隠れているかを探りながら読むのも楽しい。

beaut@sutv.zaq.ne.jp

単編の中にも、イシグロらしい文脈や、読者を引き込むだけ引き込んでおいて、最期に期待を裏切るやり方は変わらない。いつか彼の文学を分かりたいと思う。短編なので、人々が発する言葉に何が隠れているかを探りながら読むのも楽しい。

この記事へのコメントは終了しました。

サイト内検索

Kindle!

  • Kindle(最も廉価版)
  • Kindle Paperwhite(E-inkで灯りつきスクリーン)
  • Kindle Fire(カラーで映像も観られる)
  • Kindle Fire HD(さらに鮮明な映像)
  • Kindle Fire HD 8.9"(大きめの画面で鮮明な映像)
  • Kindle Fire HD 8.9" 4G LTE Wireless(ダウンロードが超高速)

カテゴリー

Twitter

過去のTwitterログ

現在読書中

  • Yukari's currently-reading book recommendations, reviews, favorite quotes, book clubs, book trivia, book lists

最近のトラックバック

軌跡(作品サンプル)

2015年4 月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

お願い

  • 本ブログの著作権は筆者に帰属します。無断転載はお断りします。
Powered by Typepad

Amazon.co.jp