Ursula K. Le Guin(文)、S.D.Shindler(イラスト)
児童書/読解レベル(Reading Level):プレスクール=初心者向け
2009年9月発売予定
Ursula K. Le Guin(アーシュラ・K.ル=グウィン)は、「闇の左手」や「ゲド戦記」など多くの名作を生み出したSFの大御所です。これまでにネビュラ賞を5回、ヒューゴ賞を5回、そしてNational Book Awardを1回受賞し、三度もピューリッツアー賞のファイナリストにもなっています。深い哲学を感じさせる彼女の作品には、SFファンでなくても心に響くものを感じるでしょう。
多才なLe Guinは詩や児童書も書いています。日本では村上春樹が翻訳していることで有名な「空飛び猫(Catwings)」シリーズもそうです。
S.D.Shindlerのイラストは猫らしいしぐさをよくとらえていて、猫好きにはたまりません。
さて、このコンビが9月にふたたび新作を発表します。
猫のお昼寝のお話です。こんなふうに簡単な英語ですが、何度も読みなおせるので猫好き初心者におすすめです。
"But now I think I'll go to sleep.
Oh, how nice! It's raining mice.
Oh happy day! All the dogs have run away!
Kibbles and cream. What a good dream!"
アーシュラ・ル・グウィンの作品
1. Catwings(児童書 4-8歳向け)
2.The Left hand of darkness(闇の左手)(SF)
私が最も好きなSFのひとつです。深い作品が好みになってきた高校生の娘に薦めたら、とっても気に入ってくれました。
コメント
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