引き続きバトルの中間報告です。ここから入った方はこちらを。
第六マッチはサバイバルを描いた本の対抗です。審判は、ゲイのティーンの恋を描きLambra Literary賞を受賞したHard Loveの作者Ellen Wittlingerです。
Suzanne Collins のThe Hunger GameとLouise Erdrich のThe Porcupine Yearには、相当共通点があるようです。まず主人公の共通点は、女性のほうは勇敢で薬草による癒しの技術を身につけており、男性のほうは野うさぎを捕まえる方法を知っているということ。それから、どちらも不可能に思えるサバイバルに挑戦する物語です。
The Porcupine YearはOmakayasシリーズの第三巻で、1852年にアメリカ原住民Ojibwe族の一家が白人の迫害を受け、長年住んだ故郷を離れミネソタ北部に移り住む様子を語ったものです。文章はリリカルでユーモアのあるようですが、悲しくつらい部分が多いとのこと。
The Hunger Gameは民主主義が崩壊し、残酷な支配者が司る北アメリカが舞台です。1年に1度政府は12の地区から少年1人、少女1人を選び「the Hunger Games」というリアリティTV番組(アメリカで人気の「サバイバル」のような感じです)を行います。勝者はたった一人、残りの参加者の運命は死です。主人公の少女Katnissの妹が選ばれ、Katnissは自らその代役を買って出ます。
そして第六マッチの勝者は..
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