アメリカ人がわが子に必ず読ませるクラシック
0児から
男の子のうさぎがお母さんうさぎに「ぼく、にげちゃうよ」と語り、お母さんが「あなたが逃げても、私は必ずこうしてつかまえる」と空想の追いかけっこをするこの絵本は、Good Night Moonよりも少し年上の幼児向け。これを「怖い母子関係」と批判する人もいる。その気持ちもわからないではないが、読み方しだいではないかと私は思う。「逃げる」という独立心を語ることができるのはお母さんへの絶対の信頼があってこそのもの。私と娘の場合がそうだったように、お母さんが子供と「○○ちゃんならどうする?」、「お母さんなら、そうするな」と語り合いながら読めばよいと私は思う。
●読みやすさ★★★★★
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