そういえば、Nantucket島について一度も書いたことがないので簡単にご紹介をしましょう。
Nantucket島はマサチューセッツ州に属していて、大陸から約30マイル(50km)ほど南東にある小さな島です。
Wikipediaにはこんな説明が載っています。
ナンタケット(Nantucket)は、米国のマサチューセッツ州ケープ・コッドの南30マイルに位置する島である。タッカーナック(Tuckernuck)とマスケゲット(Muskeget)という小さな島々と共に、ナンタケット(マサチューセッツ州)の町を構成し、ナンタケット郡(Nantucket County)となっている。ナンタケットの海側の地域はマサチューセッツ州の中で最南端の入植地である。
ナンタケットは観光地であり、有名なリゾート地である。島の人口は、観光客と別荘を持つ人のため、夏の間は約10,000人から50,000人に増える。マサチューセッツ州で地価が最も高い地域がある。
米国国立公園局は、ナンタケットとシアスコンセットの入植地に特別な配慮を示し、島全体を国立歴史地区(National Historic District)に指定している。米国において南北戦争前の構造物が最も集中している地域の一つであるという特色を有する。
形としてはこんな三日月型です(写真の出典はNasa.org)
この島のユニークな歴史を取り入れた小説を書きたいと10年以上前から考えているのですが、なかなかまとまりません。
そんなことを思っていたら、昨年(清水の舞台を飛び降りるつもりで)日本から取りよせた萩尾望都の「バルバラ異界」にナンタケット島が出てきてびっくり。「バルバラ異界」を読んだ方、どこだったか思い出せますか?
Nantucket島の観光ポイントはこのサイトが一番詳しいので、そちらをご覧いただくとして、私たちがほとんどの時間を過ごすのはビーチです。夫と娘がサーフィンをするのでビーチもサーファーが集まるCisco Beachと決まっています。Surfside Beachが一番近いのですが、ここはSurfsideという名前からは皮肉なのですがシーズン中はサーフボード禁止なんです。
ここもけっこうお昼くらいから混雑するので、ここ3日ほどはそこからちょっと東にある通称Fat Ladies' Beach(かつてビキニ姿のスリムな女性と比較されたくない太めの女性専用のビーチだったとか)に移動しました。
午前9時半くらいだと誰もいません。Fat Ladyでもビキニになれそうです。私はなりませんが....
ここの海は毎日様相が変わります。1、2日目は小さくても読める波でしたが、3日めは大きくないけれどもぐちゃぐちゃの波。いずれの日も上手なサーファーが見向きもしない波で、初心者から中級者たちで混雑していました。そして4日目の今日は1.5~2メートル程度の波で、プロ級の人には物足りないようでしたが初心者には大きすぎるのでけっこう上手な人ばかりが集まっていました。ただし今日の問題は霧。この写真のように世界がぷっつりと消えてしまうような不気味さ。霧の中から突然波が現れたり、サーファーの声が聞こえるのに姿が見えなかったり、ほんと悪夢のような感じです。
サーフィンをしてる娘の写真を撮ったら、まるでナイトビジョンみたいになってしまいました。
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