ツイッターなどのソーシャルメディアで嫌な思いをすることはよく話題になりますが、楽しく使っていると、思いがけない出会いもあります。
音楽プロデューサーの亀田誠治さんとの出会いもツイッターでした。
亀田さんのブログにありますように、初めてお会いしたのはボストンです。
そして、10月に私が日本に戻ったときに対談させていただきました。
その連載がケイクスで始まりましたので、ぜひお読みになってください。亀田さんのお話は、聞いているだけで元気が出てきます。全部をお伝えできないのが勿体ないくらいですが、連載は全部で5回。全部面白いことをお約束します。
そこでご紹介したいのは、日本に長く住んでいて浦島花子だった私が亀田さんの人柄を知るきっかけになった本、『カメダ式J-POP評論 ヒットの理由』です。
私の場合は、ブログ「洋書ファンクラブ」で洋書をご紹介していますが、これは「洋書をもっと多くの方に読んでいただきたい」「良い本と読者を繋げたい」という本への愛と情熱から生まれたものです。
そして、それが『ジャンル別 洋書ベスト500』という本になったわけです。
亀田誠治さんの『カメダ式J-POP評論 ヒットの理由』には、日本の音楽や海外の音楽という狭いジャンルにこだわらない、音楽全体への愛があふれています。
この本で紹介されているミュージシャンやアルバムを読むと、「これは聴かなくちゃ!」という気持ちになり、そこにも共感を覚えました。
途中に挟まれているエッセイ(たとえば健康管理とか)にも「そうそう!」と頷き、心がポカポカに温まったのでした。
NHK Eテレにて音楽教養番組「亀田音楽専門学校 SEASON2」に出演していらっしゃるし、根強いファンが多い方です。でも、これまで知らなかった方もいらっしゃると思います。
人間としての亀田さんに惹かれたら、亀田さんがプロデュースした音楽、演奏している音楽を知りたくなってきます。本を読んだ後だと、さらに「なるほど!」と思う部分が出てきます。私は以前の音楽をいくつか聴かせていただき、「ここ、すごい!」と何度も頷いてしまいました。
残念なことに日本訪問中にまだ発売されいなかった最近の二作を日本から取り寄せています。到着がとっても楽しみです!
試したい方は、こちらのビデオをどうぞ。
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