最近のタイガー・ウッズの一連のスキャンダルをここでいちいちご紹介するつもりはないのですが、そのスキャンダルの発端となった不審な交通事故でぐちゃぐちゃになった車内からある意外な本が見つかり、The Independentによるとそれが突如売れてるというのです。
その意外な本とは、John Gribbin博士が書いた(あまり売れなかった)初期の物理学入門書Get a Grip on Physics(2003年発売)です。この本は物理学素人向けの入門書です。Gribbin博士は、タイガーが最近話題になっている大型ハドロン衝突型加速器 (Large Hadron Collider)に興味を抱き、物理学をもっと理解したくなったのではないか、と推察しています。
Amazon.comではマーケットプレイスでしか購入できず、要望が多いせいでしょう、75ドルという信じられない値段がついています。日本のAmazon.co.jpでは、Get a Grip on Physicsは検索しても見当たらず、1999年に発売されたGet a Grip on New Physicsの中古品が1冊のみマーケットプレイスで購入可能(11/5日時点)です。でも、それを買ってアメリカで売ろうとは思わないほうがいいです。この情報社会、人が飽きるのも超スピードなので。
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