ヤングアダルト向け、ファンタジーの新星誕生
私は外国人ながらも映画や本にかけては周囲のアメリカ人の「パーソナル・ショッパー」役を務めています(残念ながらタダで)。
姑は「NetFlixで注文する映画のリストを頂戴」と依頼し、忙しい高校生の娘とその友人たちのためには「これは面白い」という本を掘り出してきます。
さて、これは新人のKristin Cashoreによる、「殺し」の才能を持った少女が主人公のファンタジーです。
この手のファンタジーでよくある中世を思わせる架空の世界が舞台です。
娘の後で読もうと先に渡したらいつまでも戻ってきません。昨日「あれはどこ?」たずねると、「友達の間を回っている」とのこと。「買った私が後回しなんて、どういうことよ!」と恩知らずの娘には頭にきてしまいました。とくに友達のひとりルイーザは本をボロボロにしてしまう癖があります(どんな読み方をしているのか不思議。私がお風呂で読んでもここまでは......というレベル)。
ともかく、「ものすごく面白い!」という人気ぶりですので、パーソナル・ショッパーとしては大満足すべきなのでしょう。
誰よりも先に(私よりも先に)「大ブレイクする新刊」を読みたい方におすすめです。
書評を洋書ファンクラブのほうにアップしました。
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