TwitterでHaikuを発表しているノルウェイの詩人Erik Boyeさんから英語で書いているHaikuを「ためしに邦訳してくれないかな?」との依頼がやってきました。昔、デンマークの企業で働いているときに、イギリス支社の人に「あななたち、DingishとJinglishで交信していて誤解しあわない?」とたずねられたことがあります。だから、ノルウェイ人が書いた英語の俳句を日本語に翻訳のはかえって面白い発想だと思いました。
下記はBoyeさんのことを書いた記事です。でもノルウェイ語だから私にはちんぷんかんぷん。August 2002: February 2005: Mars 2009
私は現代詩は書いたことがあるけれど、俳句や川柳の知識はほとんどゼロ。「じゃあ、いろんな方の意見をきいてみましょうよ」ということになりました。下はサンプルとして山ほどいただいたHaikuの中から私ごのみの3作です。どれでもいいからお好みのを選んで和訳のアイディアをいただけませんか?コメントに書くのはちょっと。。。という方はメールをいただけると嬉しいです。Erikさんがとっても楽しみにしてるようですから。俳句の形を取らなくてもけっこうですよ。フリースタイルで自由に素敵な発想をお待ちしています。
6/12日追記です。誰も助けてくれないんで、恥をしのんでひとつトライしてみます。
まず最初のリチウムのですが、これは俳句というより時事川柳です。
lithium in drinking water
may reduce
the risk of suicide
面白いのは、この時事川柳の背景。Boyeさんは私に何も言いませんでしたが、彼の発想の元はThe British Journal of Psychiatry のこの記事(がヨーロッパの新聞記事になったもの)です。そして、その大元は、大分大学の研究者たちの研究でした。つまり、日本の研究がイギリスの医学ジャーナルで発表されてそのニュースを見たノルウェイ人が英語で川柳を書いて日本語に訳す、という大きな輪ができると面白いな、と思ったわけで。そこで、私は時事川柳らしくこんな風にしてみました。ローテクですが、上記に述べたように私は(学校の宿題以外で)俳句を書いたことがないもので…。まあ、私はこの程度のレベルですから安心して、良い案を聞かせてくださいね。
リチウムが
自殺に効くと
研究者
dipping the sugercube
into the coffee
sweet on you
the sun falls on your
body: tan lines expose
light starvation
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