距離もスピードものびていませんが、とりあえず10年以上継続だけはしている私のジョギング。
その最大の秘訣は「がんばらない」というモットーにあると思っています。そして「自分に寛容であること」も。
レースに出ないのもそのモットーを揺るがせないためです。だって、他人と比べるとどうしても「向上心」が出て来てしまうでしょう?そして、一生懸命努力してダメだとがっかりしてやめたくなってしまうかも...。具体的な目標なしに「楽しむ」ためだけに走っていると、けっこう続くものなのですよ。
時間の余裕がある日には「今日は長めにしよう」とか漠然とした目標はありますが、基本的にその日走り始めるまで私は距離を決めません。自宅を出発点として、4.5km、6km、8.5km、10km、12kmなどの異なるコースを作っていて、走り始めて調子が悪ければ最短コースで戻ってきますし、調子が良い日には最長コース、という感じです。膝に負担がかかるので調子が良くてもこれ以上は走らず、後でマシーンかウォーキングというのも「長続き」を狙った対策です。コースには坂が多いものと少ないものがあり、景色も変わりますから、これも長続きには役立ちます。途中で脇腹が痛くなったら歩いたりもします。そこが「自分に寛容」な部分です。
そうです。「マラソンにチャレンジしよう!」なんて向上心がま〜ったくないのが私なんです。
今日はとっても美しい朝だったので、 iPhone持って12kmコースを走ってきました。
まずは、ちょっと薄暗い林を通り抜けます。
その林の傍らにある「若草物語」を連想させる家
林を抜けると、犬たちが集まる自然保護パークに。
小学生はここで理科の野外授業をします。
民家を通り抜けて町の中心街に向かいます。町の園芸クラブのボランティアが公共の土地をこうして美しい花壇にしています。
ここから中心街にかけては歴史的な建築物が多く、Lexington Historical Societyや町の許可がないと改築や増築はできません。
たとえばこんな家です。わが家は50年代のモダニストですからぜ〜んぜん違います。
アメリカの独立戦争勃発地として有名なバトルグリーンです。朝ですが、もう観光バスが来てました。
記念碑
観光客が必ず写真を取るミニットマンの銅像。そのおかげで交通渋滞ができます。
Visitor Centerです。可愛いでしょう?
1775年4月19日の朝、英国軍が到着したときにミニットマンたちが集まっていたBuckman Tavernです。最初の銃弾が響いたのがここです。
その前夜4月18日にジョン・ハンコックとサミュエル・アダムス(ビールの後サム・アダムスです)が隠れていたHancock-Clarke Houseです。中にも入れますよ。
朝なので誰もいない静かな中心街(town center)です。
ときどき友人とおしゃべりしながらジョギングするbikeway。自転車、ジョギング、ウォーキング専用道路です。ケンブリッジからベッドフォードまで約16kmの距離ですが、行ったら戻ってこないとならないので全部を一度に走ったことはありません。日曜は交通量が多いので避けてます。
帰り道は反対の角度から見るので違った道に見えて、飽きません。
中間地点
わが家の近所は中心街とは雰囲気が異なり、まるで森の中です。
地面に落ちているものを踏まずに走るのも、熟練した技術のひとつ(?)です。転倒は怖いですからね。
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