ニューヨークに比べて需要が少ないボストンから東京に行く場合にはこれまでニューヨーク、シカゴ、デトロイト、ロサンジェルスなどで乗り換える必要がありました。
けれども、今年4月から、JALがボストンからアジアへの「唯一の」直行便をスタートするのです(6/1に「初めて」ではないという、ブログ読者からのご指摘があったので訂正しました)!
直行便だと、ボストンから日本に飛ぶ人は5時間以上旅行時間を短縮することができます。何よりも、旅の途中での乗り換えというやっかいなことをしなくてもすむというのは魅力的です。けれども、ドリームライナーの魅力はそれだけではないようです。
「ゲームチェンジャーではないか!」と何かと話題になっているドリームライナーがアメリカでのお披露目ツアーを始めたのですが、ボストンのローガン空港がその出発点だと聞き、重い腰を上げて出かけてきました。ボストングローブ紙にもこのイベントの写真がいくつか載っています。
でも、中はもっと印象的でした。
足を踏み入れてすぐに「中型機ではないみたい」と思いました。大型機のように広々とした印象です。その理由はまず天井がすごく高いことです。真ん中の席の一番低い場所でも2メートルありますから、普通の人が頭をぶつけることがありません(ちなみにビデオを撮っている私の夫は身長188cmくらい)。
それなのに、荷物を収納する場所は他の機種よりも大きく、持ち込みできる最大のスーツケースが軽々と4つ入るのです。
私が一番気に入ったのは、窓です。
普通の飛行機の窓より、こんなに大きいのです(点線の部分がこれまでの窓の大きさ)
そして、下ろすタイプのシェイドではなく、サングラスのように光を暗くできるタイプの窓なのです。
サングラスの濃さはボタンで5段階調節でき、まぶしい光を遮っても外がちゃんと見えるようになっています(右側は私がシェイドを最強にしたものですが、ちゃんと外は見えます)。それに立っている人や、中央の席の人も外が見えるようになるのが素敵です。
光も、いろんな色に調整することができるのです。私たちが入ったときには、淡い水色でした。空港に着くまでの渋滞やセキュリティチェックなど嫌な体験をすべて忘れてくれるような雰囲気を醸し出す色だそうです。夕暮れのような色や、柔らかいピンクとか、いろいろなコンビネーションができるようです。
上記のような説明をしてくださったのが、ボーイング社のLarry Setoさんです。
ビデオは英語のままですが、ぜひLarryさんの素敵な声をお楽しみください。
JALのみなさんにお会いしたのですが、なんとそこでしばらく会っていないブラザーズ瀧波真理子さんにばったり!
JALのボストン支店の旅客販売部 営業部長になっておられたのでした。
ボストン支店長の早川晋司さん、e-Commerce Passenger Marketingを担当されているMark Morimotoさんにもお会いしてお話をお伺いしましたが、どちらも素敵な方でした。ボストン在住者としては、JALの直行便が大成功することを切に祈っております。そして、多くの方がボストンを訪問してくださることも。
ボストンはいい所ですよ!
余談ですが、わが町レキシントンのミニッツマンがセレモニーに来ていたのもご愛嬌でした。
京成線利用者さま
そうなんですか。
この記事を書いてからJALのほうから訂正のお知らせがなかったので、知りませんでした。
正しくは、「日本からボストン直行が初めて」、ということですね。
ところで、ローガン空港には、最近exitのところに「出口」と即席版のサインが加えられました。ずっと前からあるサインではなく、慌ててつけた感じのですから日本のお客さんが増えているのかな、と思いました。他の言語での説明はないので、JAL効果だと嬉しいと思っています。
投稿情報: 渡辺由佳里 | 2012年6 月 1日 (金) 05:33
アジアからボストン直行は大韓航空が最初で、JALではありません。JALの広告も修正されてます。
http://www.jal.co.jp/boston/
投稿情報: 京成線利用者 | 2012年6 月 1日 (金) 00:02