カナダで最も権威ある文学賞のScotiabank Giller Prizeが最終候補作(ショートリスト)を発表しました!
今夜は英国のブッカー賞、あさってはノーベル文学賞と忙しい毎日です。
それにしても、びっくり。AtwoodのThe Year of FloodやPaulette JilesのThe Colour Of Lighting(読者評価は最も高い)などロングリストのときに有力視されていた作品の殆どが外れちゃったのですから。
残ったのは次の5作です。
この中で現在までに米国で出版されているのはたった2作です。ほらね、日本の皆さん。カナダとアメリカ合衆国は別の国なんですよ〜。
The Disappeared by Kim Echlin
現在最も有力視されている候補のひとつ。日本ではカナダ版が入手できますが、米国では来年1月まで発売されません。
The Golden Mean by Annabel Lyon
日米で入手困難な本のようです。表紙には惹かれます。
The Bishop’s Man by Linden MacIntyre
これもカナダ版のみです。
Fall by Colin McAdam
あまりアメリカ人読者の評価は高くありません。
The Winter Vault by Anne Michaels
これも米国では今ひとつの評価です
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