さて今週のニューヨークタイムズ紙ベストセラー(フィクション/ハードカバー)です。
この中で読む価値があるのは、South of Broad, The Help, That Old Cape Magic, The Girl Who Played With Fire, Inherent Vice...といったところ。いつもよりも出来が良いのがそろっているリストです。お金を使うとぜったい後悔するのはSwimsuit。
なぜゆえノンフィクションのリストがないかというと、最近Michelle Malkinのようにアホな極右のプロパガンダばっかりが売れているからです。そういうのが良い本だと誤解されると嫌なので無視、無視。
1. South of Broad
感情に訴えるドラマチックな物語が好きな方に適した感じ。The Washington Postの書評によると涙の演出が多いよう。読者評価はおおむね良いようです。
2. Smash Cut
人気作家によるミステリー。特におすすめではなし。
3. The Help
これは読者評価が異常に高い商業的文芸小説。黒人の人権運動が高まっている時代に白人の子供を育てた黒人女性たちのお話しでとてもアップビートな物語とのこと。そのうち読みたいと思っています
4. That Old Cape Magic
Richard Russoはけっこう好きな作家です。これは舞台がCape Codと地元に近いもので今日注文しました。書評は来月までに。
5. The Girl Who Played With Fire
これはめちゃくちゃ面白いスウェーデンのミステリー。書評は洋書ファンクラブでどうぞ。
6. The Eleventh Victim
7. Best Friend Forever
軽く読める女性の友情ものを求める方には安心して読めるタイプの作家です。
8. Swimsuit
9. The Magicians
あっと驚くAmazon.comからの引用「Mixing the magic of beloved children's fantasy classics (from Narnia and Oz to Harry Potter and Earthsea) with the sex, excess, angst, and anticlimax of life in college and beyond」
10. The Defector
国際スパイもの。読者評価はまあまあ良好。最近私はスパイものに飽きているので近未来に読む予定はありません。
11. Inherent Vice
ピンチョンの最新作は予想以上に読者評価がけっこう良くておすすめです。
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