新しいカテゴリーの誕生です。
その名も、「避けるべきニューヨークタイムズ紙ベストセラーの本」。つまり、マーケティングのせいで売れているけれど、読者評価がめちゃくちゃ悪い本です。(または宗教的に偏っているために売れている本なども含める予定)。
栄えある1回目に選ばれたのは、今週のニューヨークタイムズ紙ベストセラー14位、Raymond KhouryのThe Signです。
ベストセラー作家による地球の温暖化、宗教クレージーなアメリカ人批判、ブッシュ大統領批判のスリラー、とだけ聞くと面白そうですが、残念なことにそのメッセージばかりで肝心のスリラーとして失敗しているようです。これまでも神を否定する本はアマゾンの評価が下がる傾向はあったのですが、この本に関してはそればかりでもないようです。主人公のキャラの信憑性がなく感情移入できないこと、そしてアクションばかりで深みがないことなどが悪評の原因のようです。
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