これまで何度か別のブログで触れてきたことですが、私は「早期英才教育は時間の無駄だけでなく、有害だ」と強く信じてきました。私がこれまで出会った成功者たちは、たいていがり勉をせずに子供らしく遊んできた人々です。大人になってからも、これらの人々は忙しい合間を縫って真剣に遊びます。それこそ「よく遊び、よく学べ」という感じで切り替えがうまいのです。サーフィンをしたり、テニスをしたり、モデルの飛行機を作ったり、と種類こそ異なれ、ちゃんと遊んでいる人はおおむね仕事もできるし、幸せだし、健康なのです。
この私の感覚を裏付けてくれるような本がもうじき出版されます。
作者は内科と精神科を専門に学んだのちThe National Institute for Playという非営利団体を設立した医師で、「Play: How It Shapes the Brain, Opens the Imagination, and Invigorates the Soul」で、遊びが睡眠や栄養と同等に健康にとって重要なものであることを説いています。遊びこそが人間の「成功」と「幸福」を決める最も重要な要因であるという説には同感せずにはいられません。
出版が待ち遠しく思われます。
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