3冊ぶんパッケージになったセット
Frog and Toadのお話は、一言でいうととても仲の良いかえるくんとガマくんの どたばた物語です。
Frogは親友のためにいつも何かしようと考えていて物事をあまり深く考えない タイプ。Toadはとぼけていて短気。そしてとても心配性なタイプ。と、全く違 いますが大の仲良しです。一冊の中に五つの短いお話がのっていて、とても読 みやすいです。
Frog and Toad are Friendに入っているThe Letterは、低学年の時に国語の教科書 に載っていたので、入りやすかったです。このお話は、Toadがとても寂しそうに していたのでFrogがその理由を尋ねたら、手紙が来ないからだということが分か りました。そこでFrogはToadに手紙を書いたのですが、配達をたのんだ相手が カタツムリだったので、手紙が着くまでに四日もかかってしまいました。 私が面白いと思ったところは、手紙が待ちきれなかったFrogはToadに手紙の内容 を全部、話してしまったところです。
そのほかでは、Frog and Toad Togetherの中のThe Gardenで、まいた種が待って も待っても出てこないので、Toadは疲れて寝てしまいました。そして、Frogに 起こされて見てみると芽が出ていました。このお話で好きなのは、芽が出るのを 待っている、Toadの様子です。
Frog and Toad All Year
Frog and Toad All yearの中では、Ice creamもとても面白いお話だと思いました が、この三冊の中で一番のお気に入りは、Christmas Eveです。
Toadの家でクリスマスパーティをFrogと二人でやろうとしていたのに、Frogは なかなか来ませんでした。待っているうちに、もしかしてFrogの身に何か起きた のではないかと、段々心配になっていきます。 例えば深い穴に落ちてしまったのではないだろうかとか、森で迷子になってしま ったのかとか大きな動物に襲われてしまったしまったのではないかと想像して、 助け出すための道具を持って家を出ると目の前にはプレゼントを持ったFrogが 立っていました。 Toadの気持ちを考えたり、このあと二人で過ごすクリスマスイブの夜を考えると とても温かい気持ちになれるので私は大好きです。
Frog and Toadのお話は、どれも読み終わってほのぼのとした気持ちが残りました。
by 洋書ファンクラブJr. 読書プログラム参加者ひかるさん(小5)
洋書ファンクラブJr.読書レベル I Can Read Book2
I Can Read Book 2のレベルとしては中間くらいでしょう。
わからない単語がないというだけではなく、Lobelの作品は、どこが可笑しいのか、面白いのか、そのニュアンスをつかめるようになることが大切です。他の人と話し合ってみると良いかもしれません。
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