私の年代の人は、「チェコスロバキア」が分離してチェコ共和国とスロバキア共和国になったのが、まるで昨日のことのように感じるのではないでしょうか。ユーゴスラビアのような紛争なしに平和に分離したのが印象的でした。
外務省、ウィキペディア、などの情報をちょっと読んでいただければわかるように、スロバキアの歴史も、他の多くの欧州の国々のように複雑です。戦争や紛争で独立したり、異なる隣国の支配下に置かれたりしてきたので、日本のようにひとつの国としての継続的な歴史がありません。特に、私たちが行った国境近辺は、いろんな国に属した歴史があり、文化が混じっています。
山脈の中にある、ポーランドとスロバキアの国境です。誰もいませんでした(木造の建築物は、昔の入国審査局ではないかと。。。)。
普通の旅行ですと都市部や観光地しか訪問しませんが、ふつうの人々が暮らしている場所を訪れるのは、特別な楽しさがあります。ですから、旅行中、少しでも時間ができたら、「観光ガイドに載っていない場所」をわざわざ訪問したりするのです。今度ぜひお試しください。
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