シリアスな話題はアメリカに戻ってからゆっくり書くつもりなので、まずはポーランドの食べ物について。
今回行ったミシュラン星のレストランは、
Restauracja Polska ‘Różana’(ワルシャワ)
Miód Malina(クラクフ)
この中で最もクリエイティブだったのが、La Rotisserie。ゴージャスな雰囲気なのがヴィラのRóżana、廉価で楽しい雰囲気だったのが、Miód Malinaでした。
いずれも他の欧州のレストランに比べると、とってもリーズナブルです。ぜひポーランドで、素敵なレストランのはしごをしてみてください。
「ポーランド料理」を出すレストランでは、ミシュランの星を獲得しているレベルから観光客対象のものまで、メニューがだいたい一致しています。
サラダでは、ギリシャ風サラダ、チキン入りシーザーサラダ、トマトとフレッシュモッツァレラのサラダ、洋梨入りのサラダ、といったバリエーションです。
スープでは、ちょっと酸味があるソーセージのスープ、小さなpierogi(ポーランドの餃子)が入ったビーツのクリアなスープ、などです。
Pierogi(ピエロギ)はポーランドの代表的な料理で、中身もいろいろありますし、調理の方法も蒸したり、茹でたり、焼いたり、炒めたり。
このようにレストランの一品だったり、
露店での人気の食べ物だったりです。
アメリカ人にも馴染みがないようなソーセージやハムをグリルしたものも、ポーランドではよく見かけます。私たちもレストランでトライしましたが、1割くらいでギブアップ。
このような屋台も典型的ですが...
路上で一番よくみかけるのは、こんな屋台です。
ベーグルによく似たパンなのですが、味はアメリカのベーグルとはちょっと違います。でも、ベーグルが生まれたのはポーランドのKrakow(クラクフ)なのだそうです。
今やベーグルといえば、ニューヨーク市が最も有名で、一番美味しいのですが、それは、ユダヤ系のポーランド人移民がもともと持ち込んだものだったのですね。
もうひとつ気づいたことがあります。これまで訪れたどの国でも、アジア系レストランといえば中華料理店と決まっていたのですが、ポーランドは「寿司」がアジア系料理の代表のようです。ワルシャワでもクラクフでも、中華料理屋はほとんどみかけないのに、Sushiのサインはあちこちにあります。ポーランド料理を試すのに忙しくて寿司は試さなかったのですが、ガイドブックによるとヨーロッパで一番美味しいお寿司が食べられるお店もあるようですよ。
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