隔月で刊行されるこのマガジンは、文字通り「多聴と多読」で英語の基礎を身につけることを目的としています。
「快読快聴ライブラリ」では、4つの異なるレベルの読み物のサンプルが掲載され、付録のCDでそれらを聴くこともできます。今回ご寄贈いただいた6月号には、「Leaving Microsoft to Change the World」の簡易版(Penguin Readers Level 3)の一部が掲載されています。マイクロソフトの重役だったJohn Wood氏が社を離れて社会貢献のために自分の人生を捧げる決意をした回想録で、世界的なベストセラーになったものです。これを読んで、レベルがあえば、本を購入することもできますし、たとえ本を買わなくても、毎月載っているサンプルを読み、CDを聴くだけでも相当英語に慣れることができます。
この号では「世界は東日本大震災をどう伝えたか」という特別企画で、世界の代表的な新聞の記事を紹介しています。このように、広い分野をカバーしているマガジンですので、「生きた英語」を学びたい方にはおすすめです。
次にご紹介するのは「英会話1000本ノック[入門編](CD付) 」です。
著者のスティーブ・ソレイシィ氏は、米国ワシントンD.C.出身の英語講師です。独自の分かりやすい教え方で有名な方らしく、多くの著作があります。本書は、「野球のノック」方式でソレイシィ氏の質問を聴いてすぐに答えているうちに慣用表現を身につけてしまうというものです。簡単な表現であっても、ぱっと出るようになると自信がつきますから、きっと役立つ人は多いと思います。道順を訊ねられたときの簡単な答え方とかは、私がコスタリカ旅行直前に即席で学んだスペイン語を思い出させます。
それで役立ったかって?ちゃんと役立ちましたよ!
学校でスペイン語を勉強した夫と娘はぜんぜんスペイン語を使いませんでしたが、私はガソリンスタンドで道を訊ねたりしましたから(半分以上身ぶりでしたが)。初心者はそれで良いのです!
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投稿情報: 渡辺由佳里 | 2011年7 月 8日 (金) 07:11