トム・ダシュルが納税スキャンダルでSecretary of Health and Human Services(厚生長官)のポジションを辞退することになったとき、多くの者が望んだのは前民主党全国委員長のディーンが指名されることでした。
こんなサイトもあったくらいです。
それなのにまたも選ばれなかったことに対して、多くのディーン支持者が「ディーンがどんな悪いことをしたというのだ?」とオバマ大統領に対して失望と憤りをネットで表現しています。
http://www.huffingtonpost.com/2009/03/01/exclusive-dean-talks-abou_n_170874.html
憤り、とまでゆかなくても私も深い失望を感じています。オバマ大統領を支持する私ですが、今でも私にとって「最も大統領になってほしかった人」はハワード・ディーンなのですから。政治の世界ではディーンは永遠に私の「初恋の人」なのです。2004年の大統領選挙の民主党の候補のひとりだったディーンですが、それよりずっと前、候補として有名になる前からブログやミートアップというソーシャルネットワークを使って草の根運動を始めたときから応援してきました。ネットで政治献金をしたのも、ラリーに参加したのもディーンが初めてでした。
ディーンの長所でもあり短所でもあるのは、他の政治家よりも計算高くないところです。政治家としては不器用すぎるために党内でも大統領は無理だとみなされたのですが、そういうところや、先見の明があり、自分の信念を貫くところが若者に圧倒的に支持される理由です。決して一部のマスコミが言うように極左ではありません。非常にプラクティカルな人です。
唯一私が願うのは、8年後オバマ大統領の次にディーンが大統領に就任することです。
まあ、もちろん多くの専門家たちは「あり得ない」と言うでしょうが、そのころには若者が中年になっていますから決して不可能ではないと思うのですよ。
Go Dean!
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