私が住んでいる町には、行政委員の委託で、町の動向を調査し、問題を抽出し、2020年の理想像とそれに応じた対策を提案する2020 Vision 委員会というものがある。
私も、行政委員から直接依頼されて、2003年から2004年まで、町民の対立の原因を調査し、建設的な対話を推進するための小委員会に参加した。そのときの仕事ぶりがそう悪くなかったのか、再び異なる小委員会に誘われた。今回は、人口動向を調べ、その動向に応じてこの町が必要とする対策を進言するものである。もちろん全てボランティアで、面倒といえば面倒なのだが、町の将来にかかわる重大な問題に直接関わると、私自身の理想を組み入れることもできる。特に、マイノリティの移民としての意見を尊重してくれる町なので、それを悪用しないように、自分以外の隠れたマイノリティ(これには人種だけでなく、同性愛者や社会経済的に恵まれない人々も含まれる)のニーズを反映させることが私の役割だと思っている。
2004年に完了した前回の委員会でも、私の意見がさっそく行政に取り入れられたのはうれしいことだった。
今回も、私が参加することで、結果的に誰かが利益を得ることができれば、こんなにうれしいことはない。
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