新刊のお知らせです。
本書は、英語の洋書を読んでいる人と、これから読もうと思う人が、「自分に合ったおもしろい本」を探すためのブックガイドです。どんな人でも必ず読みたくなるようなおもしろそうな本が見つかるように、下記の方針を立てて500冊を選びました。
- 児童書から大人向けのノンフィクションまで多様なジャンルを網羅する
- 文芸評論家や作家たちが評価する質が高い作品を選ぶ
- 読者に爆発的な人気があり、かつ一定の質の基準を満たしている作品を選ぶ
- 特に日本の読者に適した作品を選ぶ
- それぞれのジャンルで古典から最新作までバランスよく紹介する
- 特定のジャンルばかり読んでいる人が、別のジャンルの本を試しやすくする
- 名前だけでも知っておくべき古典を取り入れる
- オリジナルが英語で書かれた作品のみを選ぶ
- 原則的にひとりの著者につき紹介するのは1作品のみ(例外が3人います)
ジャンル(とサブジャンル)
- 文芸(古典名作、モダンクラシック、現代文学、短編)
- ミステリ(一般ミステリ、スリラー、シリーズもの、コージーミステリ)
- SF/ファンタジー/ホラー
- ラブロマンス(ロマンス、ラブストーリー、チックリット)
- 児童書(絵本、児童文学、冒険・スリラー、SF・ファンタジー)
- YA/ヤングアダルト(青春小説、YAファンタジー)
- ノンフィクション(ノンフィクション一般、伝記・自伝、旅行記・探検記)
- ビジネス・実用書
- サイエンス
もちろん、この本で取り上げた500冊は完璧なものではありません。私が好きな作品でも、紙幅の都合上、泣く泣く外したものもあります。逆に、私自身があまり好きでない作品でも、誰かが好きになると確信できるもの、あるいは知っておくべき作品だと思うものは入れました。そして、どんなに売れていても、私が「質の基準を満たさない」と思ったものは外してあります。ですが、「誰でも必ず気に入った作品が見つかる」という点では、自信を持っておすすめできる500冊になったと思います。
みなさんのお気に入りが入っているかどうか...それも楽しみなゲームになるかもしれません。
読書を広げてゆくチェックリストにもなります。
読書会にもご利用いただけるかもしれません。
これから、いろいろな使い方をシェアしていただければ嬉しいです。
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