1922年、2作のミステリーを出版した頃の新人作家アガサ・クリスティは、2歳の娘を残し、貿易使節団の一員としてハワイ、カナダ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、南アメリカを訪問する旅に出ました。
英国ガーディアン紙のオンライン記事によると、アガサが旅先から母親宛に出した手紙、写真、新聞の切り抜き、記念品などをまとめた本が、来年4月HarperCollinsから出版されるようです。タイトルは、The Grand Tourで、編集は、アガサ・クリスティの孫であるMathew Prichard(マシュー・リチャード)。
1920年代に、これまでやったことのないサーフィンを心から楽しんでいるところが、さすがアガサ・クリスティです。
当時の世界を、アガサ・クリスティの視点で体験できるのも楽しそうですが、この旅の体験が、その後の作品にどう活かされたかを想像するのも面白そうです。
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