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2010年3 月 1日 (月)

コメント

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Mario_jp

何があったのでしょうか。できあがった映画が楽しみでした。

Mario_jp

・・・

渡辺由佳里

著者のPellegrinoが情報源として頼っていたFuocoが実際には広島に飛んでおらず、原爆投下を目撃していないということがはっきりしたために、ノンフィクションとして全体的な信憑性がなくなってしまったわけです。そこでPublisherのHoltは出版を差し止めることにし、返品に応じると決めたわけですね。非常に重い決意だと思います。

やす

米国在住者です。本書出版後に巻き起こった猛烈な批判と、圧力に屈した出版停止騒ぎを通じ、原爆投下の事実が、今も米国のタブーなのだと判りました。多くの一般市民を一瞬にして焼き殺したのですから、触れて欲しくない、むしろ歴史の闇に葬り去りたいのが、米国指導層の本音と思われます。

キャメロン監督による映像化が実現すれば、少数民族制圧と反抗を描いたアバター同様、大きな話題作となるでしょう。原爆投下が如何に非人道的であったか、多くの人々が知る機会となる筈です。

渡辺由佳里

こんにちは。
原爆投下に対して闇に葬り去りたいのは「米国指導者層」というよりも、同時テロの後でイラク戦争に賛成し、それに反対したフランスのバッシングをした連中と同じなのだと思います。ですから現在オバマ大統領を徹底的に叩いている人々と同じ層です。彼らは米国が過ちを認めるのは、弱みを晒すことと同様と考えているからですね。
だからこそ、この本ではそういう連中につけこまれないように徹底的に(間違いがないことを)調べておくべきだったと、残念でなりません。

けれども、自国の過去の過ちを認めないことが愛国心だと思っているのは米国人だけではありません。日本でも日本の軍隊がアジアで行ったことを否定し、それが愛国心だと思っている人がけっこういます。日本人がアジア侵略で被害者の心理を描いた映画を作るでしょうか?ありえませんね。米国は少なくとも原爆やベトナム戦争を批判する映画を沢山作っています。その差が私には恥ずかしいです。

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