対象:小学校3年生から中学生(低学年)
ジャンル:家族、友情、ドラマ
書評 by Moeさん
Flossの両親は離婚しているが、近くに住んでいるため、毎週土曜日だけ父と会うことが出来る。さらに、クラス一人気なRhiannonと友達にもなり、Flossは楽しい日常生活を送っている。
しかし、母がオーストラリアに移住することになった時、Flossは新たなジレンマに頭を悩ませられる。
この本の魅力は、人の取る行動や気持ちが自然にあらわされていることです。例えば、Flossが弱い側(いじめられている側)にいる本当の友達には行けず、強い側(Rhiannon側)に残ってしまうということです。
もし私がFlossだったら、反対の立場だったらなど、いろいろと考えさせられます。また、JWのキャラクターは深く、本当の強さや弱さがまじまじと伝わってきます。Flossのジレンマは、手に汗を握りながら読みました。
落ち込んだ時に読みたくなるような本です。
渡辺のメモ
もえさんと話し合った本です。詳しい内容は洋書ファンクラブのほうをどうぞ。
コメント
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